労働基準法に優先されるもの

先月に社労士登録してから、社労士が集まる勉強会であったり、社労士同士の情報交換のSNSグループに登録したりしています。その中で何度か聞いた話として面白いなと思ったのが、「会社と社員の関係が良好であれば、そもそも労働基準法を使うことがない」といったものでした。自分もサラリーマンだったのでわかる気がしますが、確かに会社や上司とトラブルにならない限り、労働基準法を調べてみようという気になりません。

労働基準法は当然守らないといけないものであるにしても、「法を守ってさえいればいいのか」「ルールを伝えることだけが支援なのか」と言われると、そうではないと思います。労働トラブルの起きないように、会社と社員がお互いに気持ちよく働ける職場づくりの方が重要なのかもしれません。

考えてみると当たり前ですが、民法にしても学校の校則にしても、トラブルになったときに出番があるものですしね。労働保険の徴収法は手続きの規定なので、毛色が違うかもしれませんが。

職場改善のコンサルタントを仕事にしている中小企業診断士も知り合いに多くいます。労基法にとらわれず、「そもそもどんな会社でありたいんだっけ?」といった理想や夢を支援できる人の方が、良い成果を出せているように思います。